新年より商品の価格を変更させていただきます。
現在まで消費税分を無視した原価計算をして内税扱いで販売してきました。
それは消費税が導入された1989年当時、多賀城は今よりもずっと田舎で情報もなく観たことがないフランス菓子を育んでいくためには価格を安くしてとりあえず一口でも食べていただいて慣れてもらわなければという意気込みで家族経営の長時間労働前提で税金分を吸収してきました。
このように働き続けると設備投資や建て替えなどの借り入れなども思ったより早く終わりその余剰利益分を材料や効率化に投資し続けてきて今に至っているわけですが。 家族よりも雇用する従業員が圧倒的に多くなった今ではちょっとだけ手伝ってという事をした場合でも積もれば年間の労働時間に引っかかってくる場合などもありもはやこの時代錯誤の丼勘定的原価計算方法は通用しなくなりました。
更には色々な税や保証の負担が増え続ける流れの中、今後の整合性のある経営を考えた時、税金も含めて商品の価格を設定しようという思いに至りました。
とはいえ実質的には消費税分を単純に上乗せするのではなく、幾分地域性を考慮した形で 数パーセントを上げて全体価格を調整し外税に改定するこという考えですのでご理解のほどよろしくお願いいたします。
写真は27年前1991年6月頃の店です
ケーキは今と極端に変わらないですね。
最後のおじさんは55歳頃の親父です。 今年のクリスマス12/25で83歳になります。 引退しましたがまだまだ元気です。
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